☆タイトル☆「凛とした魅力」がすべてを変える
☆著者☆ ジェニファーL スコット
☆出版社☆ 大和書房
☆発行日☆ 2017年

本書は『フランス人は10着しか服を持たない』シリーズの3作目である
実は私は、1作目と2作目は読んだことがない
しかし、タイトルだけは以前から知っていた
この本は著者が高校時代にフランスへ留学し、ホームステイ先のホストマザー「マダム・シック」との暮らしを通して学んだことをもとに書かれている
マダム・シックは
いつも自然体でエレガントである
それは高価な服やブランド品によるものではない
日々の暮らしや立ち居振る舞い、自分自身を大切にする姿勢から生まれる美しさである
本書では、印象的な映画や女優も数多く紹介されている
私は普段あまり映画を観ない
なのでタイトルが書かれていても、頭の中でピン!と来なかった、イメージが湧かない
だから
紹介されていた映画のタイトルや女優の名前は
手帳に書き留めた
これから少しずつ時間を作り、実際に観てみようと思う
ストーリーだけでなく、立ち居振る舞いや表情、ファッションにも目を向けたい
本書を読んで思い浮かんだタロットカードは、ペンタクルの3である

タロットを知っている方なら
え?なぜに?これを選んだの?と思うかも?知れない
この本は気品を身につけるには?の本だ
素直な人ならクイーンか?はたまた女帝、女教皇を選ぶだろう
だが
わたしはあえて、ペンタクル3にした
ペンタクルの3
「技術を磨く」「基本を大切にする」「一つひとつを丁寧に積み重ねる」ことを意味するカードである
直接的にエレガントさや華やかさ、上品さを表すカードではない
むしろ、それらとは一見縁遠い、地道な努力や技術の習得、積み重ねを象徴するカードである
どちらかというと、泥臭いカードだ
本書で語られるエレガントさとは、生まれつき備わったものではない
また、高価なものを身につけることでもない
ましてや、見た目だけでもない
日々の暮らしを丁寧に送り、自分を大切にし、小さな習慣を積み重ねる。その積み重ねが、やがて自然な品格となって表れてくる
そしてその先に、やっと姿を現すのがクィーンのカードでは?と‥‥
最初からクイーンを目指す必要はない
まずはペンタクルの3を生きること。その先に、本当のエレガントさが待っている
そんな気がした本だった